ボンベイとプーナの間にあるロナヴラは高原地帯で、夏には暑さをしのぐ都会からの旅行者であふれる。 |
このあたりには、古い仏教寺院や洞窟がいくつも残っている。山々に囲まれた美しい高原をドライブ。 |
ロナヴラの郊外にある湖にて。 |
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乾いた山岳地帯には果実やナッツも豊富。 |
洞窟はアジャンタと同じ様式で、中には湧き水や大きな水槽もある。厳しい岩山の中で修行をした仏教僧の生活が思い浮かばれる。 |
ロナヴラから約一時間、Bhaja という村へ。長い階段を上ると岩山の上にバジャ仏教洞窟がある。誰もいない静かな洞窟で、インド最後のひとときをすごす。 |
ここからは、まわりの岩山やその向こうに広がる荒野を一望することが出来る。 この無人の古い遺跡で、いつの世も精神や神を追求してきたインド・バラティヤの偉大な文明を想う。 |
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人達の親切も重なって、インドとの別れがつらい。
駅の雰囲気にはいつもわくわくするけれど、今日は少し違う。今、私の目の中にある日常的な光景が、明日からは無くなるということを考えている。 |
3歳のトルシーも、インドの自然に鍛えられてすっかりたくましくなった。ありのままを受け入れることで、彼女も今回の旅から多くを学んだに違いない。すべての者をやさしく包み込んでくれる、母なるインドの大地に合掌。 |
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《 写 真 集 》
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