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Mahanandi


旅のあらすじ

 アンドラパラデッシュの聖水の寺マハナンディ。 伝説によると、献身的に牛の世話をしてその牛乳で供儀をおこなう王がいました。あるとき牛飼いは、良く乳を出す牛が森から帰ってくると乳の量が減っていることに気づき、翌日後をつけて森へ。牛が森の蟻塚で立ち止まると、蟻塚の中では神自身が牛乳を飲んでいるではありませんか。これを見た王は、捧げた牛乳が神に受け入れられたことを喜んで、牛の気を散らしてしまいます。気を荒立てた牛が蟻塚を踏み潰すと、神の姿は消えてそこにはスワヤンブーリンガムがありました。




物語を語るポスター


 


マハナンディ寺院全貌

 マハナンディの聖水がどこから湧いているのかは不明で、中庭にある溜め池の中に五つの泉があるといわれている。この溜め池(Rudra−kund)から外の二つのプール(Vishnu、Brahma−kund)に水が流れ込むようになっていて、巡礼者は外のプールで沐浴してから寺に入る。





 森や荒野が延々と広がる厳しい自然のなか、美しい神殿に囲まれたマハナンディの泉はこの世のものとは思えない神秘に満ちている。 日陰に腰を下ろして神々の世界を思い浮かべながら、瞑想やジャパ(マントラや神の名を低声で繰り返し唱えること)で静かな午後を過ごす。


 柔らかく透き通った聖水マハナンディの祝福を受けると、髪や肌や衣類まで不思議なくらい柔らかく滑らかになる。その味は美味であり、まさに神様からの賜り物。“私は水の味である・・・”(Bg.Gita7)

 




 マハナンディの村。
以前にもここへ来たことがあるハンツは、村が大きくなっていることに驚いているけれど、水の良さは今も変わらない。私達は寺のダラムサラで数日を過ごし、マハナンディの水を心ゆくまで浴びる。

 

 

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