マディヤパラデッシュ州の南部、チャッティスガーと呼ばれる地域は、古代ダクシン・コーサラ王国として栄えました。その歴史はラーマヤナにもさかのぼり、アヨディヤの王国を追放されたラーマ王子がこの地を旅した伝説は有名です。 |
毎日、数枚のトルシーの葉を食べると六万種類の病を予防する。 |
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マハナディ川のサンガムへ。ラジム市の旧市街にはヴィシュヌ・ラジヴロージャンの神殿がある。バスを降りると、あちらこちらで地元の人と話しをしながら岸への道を歩く。この町にある平穏な空気が心地よい。寺院の門をくぐると、僧達の快い歓迎を受けて中に導かれる。彼らは いかにラジムの主、ラジヴロージャン(ヴィシュヌ) を喜ばせるのか、日ごろの礼拝や供儀の説明をしてくれる。 |
旅をしながら行く先々の寺院に滞在し、修行を続ける若いサドゥーが詳しく案内してくれる。ゲートや門をくぐるたびに、ラジヴロージャンに捧げられた芸術のすばらしさに心をうたれる。 |
早朝より夜まで、定時に供儀・礼拝が行われていて、ダルシャン(対面) ができる。本堂へ。 |
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私こそヴェーダ儀式であり、スムリティの供犠であり、祖先への供養である。 |
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ラジムでは三つの聖なる川が出会う。(Mahanadi,Pairi,Sondu) |
水の減る乾季には歩いて河を渡ることができるので、トルシーは水遊びに精を出す。熱く焼けた砂の上を歩いてサンガムへ。 |
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チャンパランでバスを降りた私達は、大きなダラムサラの門をくぐる。ここは小さな巡礼村だ。 |
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私達はグジャラートから移住してきた信者によって建てられた、古い大きなダラムサラに10日あまり滞在。この宿はとても清潔で、ヤードにある大きなかまどには薪が積まれていて、朝夕は熱いお湯がたっぷりと出るようにアレンジされている。ヴァイシュナヴァの聖地における神のゲストハウスは、素晴らしい環境で巡礼者を受け入れてくれる。穏やかな人々はいつも神クリシュナの名を唱え、夜にはどこからともなく、バジャン(神を称える歌)が風に乗って流れる。 |
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午前中はヤードで Vidya(精神知識)スクールと呼ばれる小学校が開かれていて、毎日村の子供達がやってくる。 |
ボンベイからやってきた一行が催すカニヤンバジャン(子供達に食べさせる供犠)に招待される。神に捧げた供物のお下がりであるプラシャードを多くの人に分け与えるのは、もっとも尊い供儀のひとつで、インド各地で頻繁に催されている。ボランティヤだの援助だのという肩書きは必要ナシ。 |
火と鍋さえあればどこでも料理ができる。 |
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村の中心には日用品を扱うケラナドカンやチャイ屋が数件あるだけで、
一見何もない所のようにも見える。しかしよく見てみると、インドの純粋で豊かな農村の風景がある。 |
神々の持つ力や役割によって、その土地の文化、習慣、暮らしも違う。ヴァイシュナヴァ (ヴィシュヌやクリシュナとその化身) の聖地には、サトヴィック(純粋)な美と知的さがあり、神への献身的な奉仕にいそしむ人々との出会いがある。 |
《 写 真 集 》